平成28年 ハクレンのジャンプ観測日記

 全国で唯一のハクレンの自然産卵場所です。毎年6月から7月にかけて利根川の下流から産卵水域の栗橋地先に集まって待機します。かなりの数のハクレンが一個所に集まるため、ダイナミックなハクレンのジャンプが見られます。

 ハクレンは、中国大陸が原産のコイ科の淡水魚です。古来、中国では、ハクレン、コクレン、ソウギョ、アオウオの四種を 「四大家魚」と呼び、食用として養殖が行なわれていました。毎年6月から7月の産卵期に、数十匹単位の大ジャンプが、1日数回から多いときは数十回見られます。

所在地・地図

車でお越しの方へ

東北自動車道『加須IC』下車、国道125号線を茨城県古河市方面へ向かい約25分、『栗橋』交差点を右折し、すぐ左折、利根川土手付近です。

電車・バスでお越しの方へ

JR宇都宮線、東武日光線、『栗橋駅』東口下車徒歩約18分。
古河市循環バス、『栗橋駅入口東』下車、
徒歩約8分。
LinkIconぐるりん号路線図.pdf

住所

埼玉県久喜市栗橋東6-1付近

8月23日

川の様子

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リオ・オリンピックは、17日間におけるすべての競技を終了し、日本人選手団として、歴代1位の41個のメダルを獲得しました。無論、金メダルの輝きは最高ですが、それにも増して、一回負けてからの敗者復活をはたした銅メダルの重みは凄かったです。ただ、今回は、金にも増して、輝いたのが吉田沙保里選手の銀メダルではなかったでしょうか。
そうこうしていると、8月23日、朝、謎の久喜市職員から電話が入り、利根川がかなり増水しているとの連絡がありました。昨日、台風9号の影響で、埼玉県西部の飯能や狭山で、1日に100mmを超える多量の雨を観測しているところから、当然そのようになるだろうと、思っていると、何んと、ハクレンの産卵で卵が網に入るというのです。これこそまさに、「寝耳に水」と言おうか、「利根川に水」で、カメラを持ち、すぐさま現場へ直行しました。
いつもの場所へ入って行くと、外国人のご夫婦が釣りをされているその奥に、嗅覚の鋭い謎の職員と、常連のカメラマンさんが何人かおられました。申し分のない水量、水位、濁り具合で、昨年産卵のあった時期を思い出し、「まさに、これだ!」と思いました。ギャラリーの方が、網を入れてみろというので、入れてみると、30秒間で、直径30cmほどある網に、午前10時頃には、200粒ほど、10時半過ぎには、300~400粒ほど入りました。先日、終息宣言をしたときよりも、明らかに今日の方が多いのです。あれから一月近く、鳴かず飛ばずでいたのに、こんなにも多くの個体数がまだ残っていたとは。
ときどき、岸部の障害物にぶつかって驚くのでしょうか、魚体の大きいものから、中ぐらいのものまで、10分おき位に、目の前でジャンプしました。
今年は、かなり早い時期から、産卵を催すメスの腹部に赤味が現れ、張り切った腹部から、もう待ちきれないという状態の中、先日の8月3、4日でやっとリリースして楽になったかと思っていたのに、まさか、ここまで、持ちこたえていたとは・・・。何でも、メスの腹部には、小さいコンパクトな状態で10、000~15,000の卵があると云われ、それが体外へ放出されると、外部の水分を含み、膨れ上がり5mm程の大きさの透明の卵になるそうです。ちょうど、水と同じ密度になり浮遊しながら、霞ヶ浦へ流れ着くとのこと。ギャラリーのどなたかが、その卵を赤く染めて、いくら丼として出したらどうかと、提案されましたが、違法な地域おこしとなり、お縄になるのでやめましょう。また、聞いたところのお話によると、ハクレンは、生まれてから、5年程で成魚になり、寿命は15年程だそうです。すると、成魚になってから、10年間程、毎年遡上を繰り返すことになり、随分とご苦労な話だと思いました。もしそれが本当であれば、毎年の個体数にも、それほど極端な数の変化はないはづですし、そのことが、今年は証明されたようです。それにしても、生命をつないでいく努力・忍耐と慎重さは、並大抵ではないと思いました。
16年間通われた奈良様は、その間、1度だけ、8月24日の最も遅い産卵があったと言われておりましたので、今年は、それに相当する遅い時期の産卵になりました。
次世代を生み育て、残していくのは本当に大変なことです。そういう意味では、ハクレンにも、吉田沙保里選手と同じように、輝きのある銀メタルを差し上げたいと思いますが、皆様、如何でしょうか。網に入った多くの卵の写真と、滔々(とうとう)と流れる利根川の景観動画を掲載させて頂きます。
久喜市の気温、29.6℃、湿度、84%、水位、5.3m。今回で、本当に「完」。

<<久喜市栗橋環境経済課殿より頂いた、8/23、ハクレン・ジャンプを捕えた貴重な動画を3点と、滔々と流れる利根川の景観を掲載させて頂きます。>>

<<奈良様のコメント>>
台風9号の影響で増水した利根川で、再度産卵が始まりました。 午後2時半頃には卵の数が多くなり、400~500個すくうことができます。 ここ最近では遅い産卵ですが、平成13年には8月24日という記録もあります。

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8月4日

川の様子

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平成28年度、ハクレン観測の最終号となります。本日は、8月4日の観測となりました。昨日からいくらか水位が下がりましたが、依然良い感じの水量で、申し分のない環境です。昨日から時間が経っているので、ゴミ等の漂流物は大分少なくなっていますが、ハクレン・ジャンプの環境とすれば、十分過ぎるぐらいです。
午後3時半過ぎの遅めの観測時間ではありましたが、全く、ジャンプを確認することはできませんでした。
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流れに網を入れると、30秒間ほどで、70粒程度の産卵の卵をすくうことができました。
午前中には、30秒間で、120粒ほど入ったそうです。昨日の2~4粒から比べると、かなりの量で、一応、この段階で産卵は完了したとの見方が強いようです。よって、今年のハクレン・ジャンプの観測は、本日をもって終了するのが妥当と考えます。120粒の卵というと多いようにも受け止められますが、昨年からくらべると雲泥の差で、本日の状況を鑑(かんが)みると、やはり、今年は、ハクレンの絶対個体数が少なかったようです。
むしろ、昨年が当たり年過ぎたのでしょう。ハクレン・ジャンプの観測という面では、不作の年でしたが、日本最大級の河川、坂東太郎の利根川が、流れの中心部分に近い所で河床を覗かせるという、歴史的な渇水状態の貴重な写真を残すことができました。これが、今年だけのレア・ケースであることを望みます。来年は、気軽に来られた方が、ハクレン・ジャンプに遭遇できるような、そんな状況を望みつつ、ここで、今年の筆を置きたいと思います。
今年の初回は、秋の雲のような写真でしたが、今回は、夏雲で締めたと思います。
久喜市鷲宮在住の奈良様から昨日の写真とコメントを頂きました。
奈良様、福田様、そして久喜市栗橋環境経済課殿には、今年、何回にもわたりご協力を頂き、心より感謝いたします。有難うございました。
いよいよ、ハクレン・ジャンプからリオ・オリンピックへ!! 
それでは皆様、さようなら。

8/4の久喜市の気温:33.2℃、湿度:72%、水温:26℃、水位:3m。
産卵の卵は、確認されました。
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それから、久喜市栗橋総合支所、環境経済課殿から提供して頂いた、8月4日付の動画2点です。
取材ボートに反応するハクレンと、産卵した卵が網に入る様子をお楽しみ下さい。

<<8月3日、奈良様のコメント>>
いつもより大きなジャンプとともに産卵も始まりました。
そろそろ終息宣言でしょうか。

H28.08.03.jpg8月3日
H28.08.04.jpg8月4日

<<張り出しコメント>>
歌舞伎で言えば、幕を締めてからの花道での一人芝居。驚きの映像が届きました!
今まで、7対0で負けていた試合で、突然、満塁ホームランが2本飛び出し、大逆転したようです。
誰がそのような大仕事を??? 魚の動向に関しては、「神の嗅覚を持つ」と言われた、謎の
久喜市職員の作品です!! 最初の動画は、8月3日、17:30、2ショット目が同日の18:30です。
(本人強調、いづれも、就業時間外の撮影です。)
特に、2枚目には稲光が入っており、実に見事な、象徴的な作品です。
千載一遇の大乱舞を、最後の最後でお届けでき、大変うれしく思います。
皆様、本当に、有難うございました。m(_ _;)v

8月3日

川の様子

ハクレン観測も、8月に入り、3日となりました。昨日からの大気の不安定さが影響して、局地的に集中豪雨が起き、各所で水の被害をもたらしているようです。利根川、栗橋地区上流部でも、かなりの集中豪雨があった
模様で、ハクレン観測地点での水位も一挙に上昇、水位、4.5mを超える勢いです。濁流と共にゴミ等も流れてきておりますが、昨年の産卵時期の状況と比べると、昨年は、黒っぽかった濁流に対して、今日のものは、白っぽい土色で、草や、木端等の散乱物も少ないようです。上流部での激しい豪雨はあったが、流域外からの流れ込みは少なく、今まで、流量が少ないために露出してひえあがった河床の土や、取り残された漂流物が流れてきているようです。それにしても、この濁りと水量で、今日産卵をしなければ、いつするんだという感じです。
早速、網を入れてみると、背後の上の方から、つまり、護岸の上の木陰で待機しているギャラリーさんから、自動的に、10秒・・・、20秒・・・、とカウントが始まったので、仕方なく30秒で網を上げると、何と、今年初の、ハクレンの産卵した卵が、2粒入りました。時刻的には、午前10時15分前後だと思われます。その前に、水道局の方でしょうか、やはり網を入れて、30秒間で上げると、1回目が、4粒、2回目が3粒だったようです。
今日の朝、午前8時前にギャラリーの方が、3mを超えなんとするハクレンの大ジャンプを撮影されました。
それでも、単独に近いジャンプで、昨年のように、群れをなしての乱舞ではなく、ハクレンの個体数の全体量が少ないのではないかと考える方もいらっしゃいます。
今年は、今までにない渇水状態で、ハクレンの遡上に影響を及ぼしたのか、それとも、ハクレン孵化の経年変化で、今年の成魚の絶対数が少なかったのか、結論がでないところです。それにしても、昨年の100匹、200匹を超える大乱舞はまだ観測されておりません。明日をもって、上記の仮説が確かめられるか、それとも、覆(くつが)えされるかの結論が出るかもしれません。いよいよ、今年のハクレン観測の終息期は、近づきつつあるようです。
8月3日、久喜市の気温:28.5℃、湿度:86%、水温:24℃、水位:4.5m。
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<<8月3日、奈良様のコメント>>
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一昨日と昨日の雨で水位が上昇して4.2mになりました。
濁り・漂流物・流量などハクレンの産卵に適した状態です。
早朝から上流・下流・正面で、中規模のジャンプが見られました。
明日は大ジャンプが期待できそうです。

本日の川の状況が分かるものを1点。


それから、久喜市栗橋総合支所、環境経済課殿から提供して頂いた動画、2点です。
環境経済課殿のものは、早朝のもので、ジャンプが捕えられております。

7月29日

川の様子

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本日、7月29日は、昨日の関東甲信越の梅雨明けに続き、東北地方でも梅雨明けが発表されました。関東地方の梅雨明けは、平年に比べ7日遅く、昨年から比べると、18日も遅いとのことです。ポケモンGOがリリースされて1週間、出現場所の抑制願いなど、センセーショナルなゲームだけに、社会への影響も大きいようです。
今日は、予報のように、本格的な夏雲が浮かんでおりました。心なしか、蝉も自信をもって鳴いております。梅雨が明けてしまうと、まとまった雨が期待薄になり、今後のハクレン・ジャンプの動向への影響は大きいようです。利根川水系のダム群の貯水量は、平年の63%ですが、最も大きい容量を誇る水瓶の矢木沢ダムが、39%、2番目の下久保ダムが48%と水不足の環境は、余談を許しません。<<節水にご協力を!! m(_ _)m>>
よって、流れは緩慢で、水位も低く、目立ったジャンプもなく、ギャラリーの方々は、士気が低くならないよう連日、暑い中、我慢強く戦っておられます。今年は、1回あるかないかのチャンスを捕えられるかどうかが、勝負の分かれ目になりそうです。漁師さんにお話しを伺うと、例年、天然のウナギが、捕れるときは、1日に50~60匹は捕れたそうですが、今年は、累計でも100匹そこそこで、不漁の年だそうです。その辺の厳しい環境がハクレン・ジャンプにも影響しているのでしょうか。
7月29日の久喜市の気温、31.5℃、湿度:68%、現場の水温:26℃、水位:1.4m。産卵の卵は、確認できませんでした。

それでは、一句。
夏雲や ハクレン乱舞は ありやなしやと

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発表が遅くなり、誠に申し訳ありません。7月25日に、久喜市鷲宮在住の奈良様から頂いた写真と、コメントを掲載させて頂きます。

<<7月25日(月)奈良様のコメント>>
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水位が低く、濁りも無し。
産卵条件に足りない状況です。
雨が源流域に降ってくれれば良いのですが・・・。

7月25日

川の様子

本日、7月25日は、久喜市の田中市長に、ハクレン観測地点の視察にお越し頂きました。ここのところ、まとまった雨も少なく、よって水位も低く流れは緩慢で、決して好条件ではありませんでしたが、地元の漁師さんのご好意で、船を走らせて頂いたところ、何匹かのハクレン・ジャンプがあり、市長にもご堪能いただけたようで、何よりでした。
今日の久喜市栗橋地区の天候は、青空が見える程度の曇りで、比較的明るく、日向にいるとかなりの暑さを感じました。それでも、去年から比べると雲泥の差で、朝夕は、避暑地にいるようです。本日は、10人を超えるギャラリーの方がいるので、漁師の方がかなり丹念に船を回してくれましたが、たまに1匹、2匹程度跳ねるだけで、まとまった群れをなしてのジャンプはありませんでした。昨年のように好条件がそろわず、魚の群れが広範囲にちらばっているのか、それとも水位の低さから、水底で動かないのか、判然としないところです。明日、明後日の雨を最後に、関東地方の梅雨は開けてしまうか・・・。本日、産卵の卵は確認できませんでした。
7月25日、久喜市の 気温:28.5℃、湿度:72%、水温:25℃、水位:1.1m。
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久喜市鷲宮在住の奈良様から、7月23日、24日の写真とコメントを頂いておりますので、下記に掲載させて頂きます。

<<7月23日、奈良様のコメントと写真>>
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利根川上流のダムの貯水率が低く心配です。ハクレンも影響を受けて産卵はまだのようです。相変わらず水位は低く、小さいジャンプしか見られません。午前10時30分ごろまでに、上流右岸で10~15匹程がジャンプする小規模なものが3度ありました。

<<7月24日、奈良様のコメントと写真>>
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水位は相変わらず低いです。上流右岸で小さいジャンプが数回ありました。
午前中吊り上げられたメスのハクレンは、体長109cm、重さは34kgでした。たくさんの卵でお腹ははち切れんばかり。この撮影のあと、リリースするのをハクレンギャラリー全員で見届けました。
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7月21日

川の様子

7月21日の久喜市、栗橋地区は、小雨と曇りが入れ替わり、定期的な周期のように繰り返しておりました。オホーツク海側からの冷たい空気の影響でしょうか、最高気温、25℃と昨日の猛暑から比べると天国のような陽気です。それでも、梅雨の開けていない関東地方では、湿度が高く、栗橋地区でも、88%ほどありました。本日は、午後3時半頃の観測となりました。
水位はひと頃から比べると、かなり良い感じですが、水流に今一つ勢いがなく、水質に濁りやゴミも少ないところから、上流では激しい雨は降っていない模様です。それでも、利根川水系の8ダムの合計貯水量が、渇水時の平年の56%から62%に回復しているところを見ると、徐々にハクレン・ジャンプの環境は整いつつあるようです。水中の温度を測りつつ、カメラを回していると、5分~10分位の間隔で単独ではありますが、小さなジャンプが見られました。例年のように、もう少し蒸し暑くなれば、ハクレンの乱舞が見られるのでは・・・。7月21日、気温:25℃、湿度:88%、水温:24℃。

7月17日に、第31回さかいふるさと祭り いかだレースINさかい、で久喜市の職員の方が、動画で撮影して頂いたものを1枚、それから、7月20日に、久喜市鷲宮在住の奈良様が撮影して頂いた写真を2枚、下記のコメントと一緒に掲載させて頂きます。

<<平成28年7月20日(水)、奈良様のコメント>>
【地震でもハクレンは跳ぶ!?】
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昨日から水位は上昇してきて2mくらいまでになりました。7時30分頃に地震があり、5ヶ所でハクレンが跳びだしました。その後はまた静かな水面に戻り、大ジャンプを見ることはできませんでした。

7月15日

川の様子

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7月15日は、関東地方上空に寒気が入り込み、茨城県の南部では、激しい雨が降りました。久喜市栗橋地区もそこに隣接しているため朝から、午後2時位まで、激しい雨に襲われました。利根川上流域の
群馬県でもかなり激しい豪雨があった模様で、栗橋地区の利根川でも水位が一挙に上昇、ハクレンジャンプには、かなり好環境のように感じられました。本日は、午後4時頃の観測となりましたが、条件の割に、ジャンプは見られませんでした。急に環境が整い過ぎたのでハクレンが戸惑っているのでしょうか。いよいよ、群れをなしての大ジャンプは近いか。久しぶりに見る、利根川の増水した本日の写真と、7月10日に動画を2ショット掲載させて頂きましたが、実は、もっといいのがあるよ、とのことでそれも追加させて頂きます。元気なハクレンをご覧下さい。
気温:23.6℃、湿度:88%、水位:2.5m、水温:24℃
産卵の卵は確認できませんでした。
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7月11日

川の様子

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今週はいよいよ、参議院選モードから、夏祭りモードに切り替わります。
7月12日、18日が久喜の提灯まつり、16、17日が、くりはし夏祭り、23日が豊田ふるさと祭りです。祭りの時の雨は困りますが、祭り後、雨乞い効果で、関東地方の渇水状態が解消されることを期待しております。予報によりますと、今週半ばには、梅雨前線が北上し、群馬県の北部でもまとまった雨が降る模様で、少しでも現在の状況が改善されればと思っております。
本日は、関東地方の内陸部で、猛暑日となり、熊谷では、36℃を記録しました。
今現在の利根川水系8ダムの合計貯水量は、平年の56%と改善されておらず、栗橋付近の利根川の
流量、水位は相変わらず低調で、淀んだ勢いのないものになっております。その状況を伺い知ることのできる写真を1枚、それから、7月10日に、久喜市の職員が運良く、たまたま、ジョギングしていた時にとらえたグッド・タイミングの動画(短時間ですが)を2本、コメントとともに、掲載させて頂きます。7月11日の水温:28℃、産卵は確認できませんでした。
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<<動画提供者、久喜市職員のコメント>>
7月10日(日)午前9時~9時半頃の映像ジョギングで午前9時前に利根川に到着。しばらく川を観ていると、もじりは結構頻発しており、現地の、常連さんに、「これからテレビ局が(水中撮影のために)ゴムボートを出すよ」という情報を頂き、しばらく続けて観ていると、ゴムボートの接近により、短い時間ではありましたが、集団ジャンプが観察できました。水位:1.3m(前日の雨で0.8mから0.5m上昇しました)

7月8日

川の様子

本日は、7月6日、8日のハクレン観測を掲載させて頂きます。
6日は、多少雲が出ていて、比較的過ごし安い日でした。久喜市鷲宮在住の奈良様から、写真を提供して頂きました。バックの緑と水しぶきが清涼感を感じさせます。

H28.07.bmp写真提供者:久喜市鷲宮在住、奈良様
<<奈良様、7月6日(水)のコメント>>
水位は一時上昇したものの、本日は0.8mと低く下降気味。
メダカのように小さい写真ですが、午後3時頃、上流側でハクレンが跳びました。水しぶきの様子からすると、数は多いようです。

7月7日は、今年まだ味わったことのない、ひとクラス違った暑さでした。山梨の勝浦で38.8℃、東京の練馬で37.7℃、東京都心でも36.7℃を観測致しました。昼間の暑さから、夕方近くには涼風が吹き出したので、天候の急変から先日のような激しい夕立になるのではと、かなり心配になりました。というのも、くりはし夏祭りの神輿引き車が、夜の8:30まで予定されていたからです。
それでも、大過なく無事終了した模様で、胸をなでおろしました。本祭りは、16、17日になりますので、皆様、是非、遊びに来て下さい。

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7月8日は、今まで見たことのない景色でした。圧倒的渇水状態です。佐野からお越しのギャラリーさんも、10年程通っているが、テトラポットの向こう側の川底が見えたのは初めてだ、とおしゃっておりました。
水流に力なく、北部の山々から流込む富栄養化のされた豊な水の供給がないため、水底の藻も勢いがなく、ハクレンの栄養補給が心配になります。うなだれて帰る帰り道、JRの線路沿いを、あまたの取り鉄さん達がカメラを構えて殺気立っておりました。あとで調べてみると、「はくつる」が通過するとのことでした。本日は、ハクレンからハクツルへ運気が移行したようです。産卵は、確認できませんでした。
久喜市の気温:27.9℃、湿度:81%、水温:28℃

7月5日

川の様子

H28.07.bmp写真提供者:久喜市鷲宮地区在住、奈良様
本日は、7月4日と5日をまとめて掲載させて頂きます。
4日(月)は、久喜市で今年最も暑かった気がします。最高気温33.1℃、湿度、81%でした。九州の福岡市では、今年初の猛暑日で、35.4℃に
なったそうです。午後5時ごろの栗橋地区では、急に暗雲立ち込め、落雷とともにスコールのような雨が降りました。道路の場所によっては、池のようになり、車の車輪が冠水するようでした。午前中の暑い時期にハクレン・ジャンプの写真を久喜市鷲宮在住の奈良様からご提供して頂きましたので、掲載させて頂きます。
5日(火)は、昨日とは打って変わり、最高気温が22.6℃と過ごしやすい日となりました。昨日の雨で多少水位は上がりましたが、午後に掛けてまた下がりだしました。午後2時頃の観測では、ジャンプとまではいきませんが、モジリの状態で、かなり頻繁に跳ねておりました。利根川水系のダムの貯水量がまだまだ少ないところから、大幅な水位の上昇は見込まれず、群れをなしての大ジャンプは、まだ先のことか。そんな中でも、栗橋支所環境経済部殿から、待ちに待った動画が届きました。まるで、釣りの名人が当たりを待っているような、マッタリした静かで緊張感のある画面をお楽しみ下さい。
5日の久喜市の気温、22.6℃、湿度、86%、、水温:24℃、水位:1m以下。
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6月29日

川の様子

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6月29日の久喜市は、朝から小雨が降り、通勤時間帯は傘をさす人が多かったですが、昼にかけて止み、その後は曇りの状態でした。くもりと言っても、比較的明るく、白味を帯びた空です。
湿度が87%と高いですが、最高気温が24.8℃としのぎやすく、日光連山の見える土手に立つと、上流から下流に流れる雄大な利根川のパノラマを吹きわたる風は、非常に心地良く、しばし観測忘れてたたずむ程です。
観測の準備に入ると、久しぶりにお会いするギャラリーさんが声を掛けてくれました。
今年は、例年に比べ流量が少ないですが、上流の方でまとめて跳ねたり、産卵時に出る泡が流れていたとか、下流の赤褐色の河床で産卵された卵を見たという情報を頂きました。それでも、その方は、まだ、グッド・ショットを納めていないとのことで、場所が限定されない、まばらな現象から、観測地点で安定的に観測できる状況が待ち望まれます。
今日は、今までに比べ、水位も上がり、今まで見えていたテトラポットもかなりの部分が水没し、環境とすれば、「いいんじゃな~イ」という感じ。水位が低い時は、岸部の流れが逆流していましたが、今日は、上流から下流へ生き生きと流れていて、網を入れると持ちこたえられない程の勢いがありました。
川の水質に濁りはなく、ちぎれた草なども混じっておらず、上流側での激し雨はなかった模様。産卵の卵は、確認できませんでした。
7月に入り、腰の重いギャラリーは、そろそろ、レンズを磨きはじめては・・・。
久喜市の気温:24.8℃、湿度:87%。観測地点の水温:23℃、水位:1.8m。
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6月24日

川の様子

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日本時間の6月24日、イギリスの国民投票でEU(欧州連合)の離脱が決定し、各報道機関からの情報に日本国民も右往左往している状態です。
株価の日経平均で、1286円下落したかと思えば、その買戻しと、激しい乱高下を繰り広げております。6/26に無事、ブルーフェスティバルが
終了致しましたが、上記の影響でしょうか、急に、お客様の財布のひもがかたくなったようです。グローバル化した高度な情報社会の恩恵でしょうか、弊害でしょうか機敏な反応の速さにビックリしております。
さて、栗橋地区ハクレン観測地点では、利根川上流部で多少雨が降った影響で水位が上がりましたが、午後3時頃の観測では、水位が下がり気味で大きな改善は見られませんでした。
しかし、極端な渇水時期から比べると下流付近の広範囲に露出していた河床が多少水没し、状況は改善しておりますが、大勢には、影響がない模様。最も飛ばない時間帯のせいか、本日は一匹も姿を確認することが出来ませんでした。流れに網を入れましたが、産卵は確認できません。
今日は、梅雨が明けたような爽快な夏の空でした。明日以降、梅雨の第2ステージへ突入か。
久喜市の気温:29.1℃、湿度:70%。観測地点の水温:26℃、水位:1m未満。
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6月23日

川の様子

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6月23日の久喜市は、明け方から午前中は雨模様でしたが、午後2時頃からはすっかり晴れ、雨に洗われた空気に見事な光が降り注ぎ、視覚的には、まるで梅雨明けしたカラッと感があり、かなり爽快でした。しかし、実際には、湿度が80%以上あったようで、やはり梅雨の最中です。雨は降るものの、降水量は少くなく、写真で確認できますように、依然水位は低く、河床が露出している部分があります。利根川栗橋地点上流部ダム群の貯水量は、平成23年~27年の平均値の52%で、かなり深刻は状況のようです。これから、真夏に向かい利水がますます多くなることを考えると大変心配になります。
確か、昨年は、かなり早い時期から台風が発生していたようですが、今年はまだのようで、その辺が降水量に影響しているのでしょう。ただ、大きな被害をもたらすような台風では困りますが・・・。昼に近い観測でしたが、単独で何匹が跳ねました。ただ、水位が低いせいか、歯切れの良いジャンプは見受けられず、陸上のハイジャンプで言えば、バーを越えるというより、バーの下をくぐっている感じで、不完全燃焼です。今は、水位の上昇を望むのみです。
本日の水温:23℃。

6月21日

川の様子

6月20日の久喜市は、青空は見えず花曇りですが、日差しはそれなりに厳しく、最高気温が、29.7℃と30℃に近くなりました。湿度は40%のことですが、かなり蒸した感じで、うっとうしかったです。地表の温度が30℃近くに対し、上空がマイナス10程度になると、大気の状態が不安定になるとことですが、栗橋地区では、それ程の乱れもなく、
安定した気候を保っています。
ハクレン観測地点に着くとビックリ、今まで見た中で最も水位が低かったです。
流れが、上流から下流に流れているようには見えず、風の影響でしょうか、返って逆流しているように見えました。観測地点左手前には、今までに見えたことのないテトラポットが頭を覗かせておりました。新幹線鉄橋の下流側では、河床が顕わに露出しており、川の流れが途絶えるのではと、かなり心配になりました。このような、悪環境の中でも、
午後4時半過ぎには、20分程の間に一匹づつではありますが、10匹ほどまちまちにジャンプしました。ただ、水位が低いためか、ジャンプの高さはイマイチで、水しぶきの影響で、魚体を明確に確認することが出来ませんでした。
水位が回復するのは、いつのことやら? ただ、条件が整えば、比較的早い段階でハクレンの大乱舞が見られるような気がします。
久喜市の本日の気温:29.7℃、湿度:40%、水温:27℃です。
6月19日に、カヌーの動きにビックリして乱舞するハクレンの写真を、鷲宮在住の
奈良様に送って頂きました。コメントと一緒に、写真を掲載させて頂きます。
いつも、有難うございます。

H28.06.bmp写真提供:久喜市鷲宮在住、奈良様
<<6月19日(日)奈良様のコメント>>
AM10:40頃。
水位は相変わらず0.7mくらいで砂が現れています。
上流からカヌーが下ってきたところ、驚いたようにハクレンがカヌーに向かって跳んでいました。

6月17日

川の様子

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6月17日、久喜市は何と、大安です。菖蒲地区で現在行われておりますブルーフェスティバルでは、いよいよラベンダーが見ごろを迎えました。皆様でお誘い合わせの上、是非お出かけ下さい。
さて、本日の栗橋地区でのハクレン観測は、夏日に近いような気温の中で行いました。湿度もそれなりに高く、川面を渡る風は心地良いのですが、多少重さを感じ、うっとうしさが残るところは、やはり、湿度のせいでしょう。昨夜からの雨で多少、川の水量は増えましたが、せれでも、この時期としては、まだまだ低いレベルです。
最近の傾向として、群馬県北部山岳部での雨量が少なく、東京湾岸で多いようです。梅雨前線が一層北上することを、祈りましょう。
それでも、ひところから比べ、川の中央付近では、流れに勢いが出てきており、ハクレンの遡上を促すのでは、と期待を持ちつつ眺めておりました。
久喜市の気温:29.7℃、湿度:75%、水温:26℃。

6月14日

川の様子

本日の久喜地区は、当初、梅雨空のような暗い雲が
出ておりましたが、昼近くになると、東の空に青空が現れ、真夏のような白い雲が浮かんでおりました。湿度が高いのにも係らず、昨日の雨のせいでしょうか、空気中の塵がきれいに洗い流され、くりはし八福神コースの鉄道を越える登り坂の頂上から、
くっきりと筑波山が見えました。そのせいもあり、日差しが厳しく紫外線もかなり多そうです。
栗橋地区利根川流域は、昨日の雨で多少流量が増えたとはいうもののまだ、低い状態です。それでも、あちらこちらで、単独に近い形ではありますが、ハクレンのジャンプが見られております。本日も、鷲宮在住の奈良様から、6月12日、栗橋地区の下流付近で撮られた1枚と、6月13日に撮られた1枚を提供して頂いたので、掲載させて頂きます。いつも、絶妙のタイミングのお写真どうもありがとうございます。本日の久喜市栗橋地区の気温:26.5℃、湿度:70%、水位:1.5m。

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<<奈良様からのコメント>>
コメント(6月12日)
11時頃、権現堂樋管前で跳んだ映像です。
入梅一週間。水位が1mを切っている様で、現流域に雨が降ることを祈るだけです。

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コメント(6月13日)
昨夜からの雨で水位は約1m増えました(1m70cm)ハクレンもこの増水で喜んでいるのか、5~10匹の小さいグループで跳んでいました。

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6月9日

川の様子

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6月9日(木)の久喜市栗橋地区の利根川流域は、
厚い雲に覆われ、暗く沈んだ風景になりました。
午前中は、思いのほか湿度もなく、気温も20℃前後で非常に快適な風が吹いておりました。ハクレンの動きは特に見られず、ときたま小魚が跳ねておりました。
多少、気持ち水位は上がったようですが、まだまだ低いレベルです。今年は、降水量も少ないようですが、利根川水系のダム群の貯水量は、平均値に対する割合で、53%になっております。昨年からの降雪量が少なかったのも影響しているようです。水温:20℃、水位:1m、気温:25℃、湿度:40%でした。
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6月7日

川の様子

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6月7日の久喜地区は、梅雨に入ってはおりますが、雨も降らず湿度も少ないので、非常に快適な気候です。現在、菖蒲地区で、あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバルが開催されており、あやめがちょうど見ごろになりました。ラベンダーは6月の中旬頃が見ごろです。少し曇り気味の方が、快適にご覧頂けるのではないでしょうか。良い季節になったので、是非お出掛け下さい。

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さて、利根川の川辺は、非常に爽やかな風が吹いており、元栗橋の方から聞こえてくるカッコウの鳴き声が、川面を伝わり一層潤いのある声で聞こえてきます。本日の川の状況は、今までにない程の水位の低さで、下流方面では、川の中央部近くまで低土が露出しております。
また、上流では、今までに見えたことのない部分のテトラポットが露出しております。
その一方で、ハクレンの方は、動きが見えてきており、6月6日に福田様に提供して頂いた写真では、産卵時になると、腹部が赤色を帯びてきますが、既にその色合いが見え、本日の奈良様に提供して頂いて写真では、単独ではありますが、見事なジャンプがとらえられております。

EOS7D_298701.bmp写真提供:久喜市栗橋在住 福田氏
利根川上流部でまとまった雨が降れば、水位の上昇が見込まれ、ハクレン・ジャンプの乱舞が見られるのでは・・・。

H28.06.bmp写真提供: 久喜市栗橋在住 奈良氏
(本日写真を提供して頂いた奈良様のコメント)
6月7日10時頃、姿を見せました。漁師さんの船の後ろで一匹ジャンプ。
ハクレンは遡上しています。

6月3日

川の様子

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本日、6月3日は真夏の避暑地か、秋のようにさわやかです。
明け方の関東地方の46か所のアメダス観測地点で、6月では、今までにない最低気温を記録したようです。北部山岳部では、氷点下に近い気温になりました。横浜では、最高気温、25℃、湿度、25%ということで、最も心地よい気候だそうです。
本日は、休暇予定にも係らず、この観測のために出社したのに、何んと、現場に着いたらカメラがない!! あわてふためいていると、利根川河川の土手の上に、1500mmの望遠カメラを三脚に立て、いつもお世話になっている福田様の雄姿が! オ!後光がさしている!!
早速お願いすると、快く画像を使わせて頂けることになりました。通常、この時期は、冬の最低
水位から上がりはじめてきますが、今年は、冬よりも低いようです。下流側の新幹線橋の向こう側がかなり底土が露出しているので、それを撮らさせて頂こうと思いましたが、1500mmなので、土だけしか写らず、絵になりません。そこで、エクステンダーを外して頂き、1000mm相当で上流に向けました。
それが、今日の写真です。数人の方々が何か測量をしているようです。大分、川底に土が貯まっているようです。
浚渫(しゅんせつ)が必要ですかね~、と2人で話つつ何枚が写真を撮らさせて頂きました。それから、本日、撮影されたセッカという鳥の写真も頂きましたので、合せて掲載させて頂きます。
ハクレンは、5月の中旬頃から来ているようですが、緩慢な動きでまだ姿は見ていないとのことです。いづれのしろ、梅雨の雨で、水位の上昇が望まれるところです。水位:1m、水温:18℃。久喜市の気温:23.5℃、湿度:56%。
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6月1日

川の様子

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2016年、最初のハクレン観測をはじめさせて頂きました。
観測に協力して頂いている、支所さんに観測道具を取りに行くと「アレ! ハクレン観測? もう6月か~」といわれ、「6月の季語は?」と突然質問され、とっさに「アジサイ」と答えましたが、あとで書物をひもとくと、ありませんでした。
代わりに、花ショウブとありました。6月5日(日)に菖蒲城址あやめ園で、「あやめ祭り」があります。
是非皆様でお出かけ下さい。
田植えが終わった、すがすがし田んぼ道を車で飛ばし、「北広島地蔵」の道しるべを左に曲がり現地へ直行。現場は、秋のようにすがすがしい風が吹いており、写真に見えるように、秋の雲のようです。
昨年は、のべつひまなく大型トラックが河川敷の道路を行き来していましたが、今日は、1台も通らず強化堤防の工事が終わったのかな、と思いました。今日の久喜市の最高気温は、26.5℃、湿度、56%。利根川の水温、21℃、水位、1.2m
でした。観測時間が、夕方だったので、魚の動きも特にありませんでした。今後の動向にご期待下さい!
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